nanom - フロンティアカーボン株式会社

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製品情報

フラーレン製品情報(ナノムシリーズ)

※記載の数値は代表値であり、保証値ではございません

ナノムスペクトラ nanom spectra

水酸化フラーレン、水素化フラーレンをはじめとするフラーレン誘導体(化学修飾フラーレン)です。フラーレンはC60そのものでも興味深い 特性を示しますが、化学修飾により更に特徴有る性質や様々な溶媒への高い溶解性が出現されます。

PCBXシリーズ(PCBM,PCBNB,PCBIB,他)

フラーレンC60に下図の側鎖を付加させたもので、p型共役ポリマーとの混合膜は、効率的に光誘起電子移動を起こし太陽電池に応用可能であることが報告されています。[1、2]
これらは太陽電池をはじめとする有機デバイス向け材料として期待されています。
1. G.Yu et al. Science, 1995,270,1789
2. L Zheng et al. J. Phys. Chem. B 2004, 108, 11921-6
銘柄
nanom spectra
E100
nanom spectra
E200
nanom spectra
E210
分子構造
化学名
PCBM
phenyl C61-butyric
acid methyl ester
PCBNB
phenyl C61-butyric
acid n-butyl ester
PCBIB
phenyl C61-butyric
acid i-butyl ester
性状
褐色〜黒色固体
褐色〜黒色固体
褐色〜黒色固体
溶解度
wt%
(代表値)
Toluene
2.2
1.9
3.5
o-Xylene
3.1
5.3
5.9
ODCB
>10
>10
>10
PGMEA
0.05
0.05
0.07
他にも下図の多付加体混合物およびC70ベースのPCBMもございます。
銘柄
nanom spectra E110
分子構造
*位置異性体の混合物です。
銘柄
nanom spectra E910
分子構造
*n=2および3の混合物です。

水酸化フラーレン

フラーレン を酸化剤を用いて水酸化したもので、水や極性溶媒と親和性があります。その性質を活かして、生体関連用途 (スーパーオキシド消去[1]や酵素活性阻害作用[2])に関する研究がなされています。
1. L. Y. Chiang et al. J. Chem. Soc., Chem. Commun., 1995, 1283.
2. T.-H. Ueng et al. Toxicol. Lett., 1997, 93, 29.
銘柄
nanom spectra D100
分子構造
性状
茶色の固体
溶解度
1%NaOH: 10%程度 / DMSO, DMF: 3%程度
安定性
大気中・常温で安定です。加熱すると120ºCぐらいから脱水反応に起因する重量減が観測されます(TG-DTA)

酸化フラーレン

フラーレンC60よりLUMOが低く、電子親和力が大きいことが報告されており、幅広く基礎研究が行われています。
銘柄
nanom spectra B100
分子構造
(n = 1-2 が主成分)
溶解度
主な組成
C60(O)1:約30%
C60(O)2:約25%
その他: C60,三酸化体以上

水素化フラーレン

フラーレンC60(nanom purple) を還元剤を用いて水素化したもので、水素貯蔵などの用途が期待されています。
銘柄
nanom spectra A100
分子構造
性状
白色〜クリーム色の固体
溶解度
トルエン: 0.7%程度 / m-キシレン: 1.5%程度
安定性
空気中に放置すると、次第に酸化されます。不活性ガス雰囲気では安定です。

その他の化学修飾フラーレン

フラーレンC60に下図の側鎖を付加させたもので、シクロヘキサノンやメチルアミノケトン(2−ヘプタノン)等に溶解します
銘柄
nanom spectra G100
分子構造
性状
褐色〜黒色固体
溶解度
シクロヘキサノン:19.9%程度、メチルアミノケトン:1.2%程度
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