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月刊「 っとナノム」
“フラーレンをどうやって使うかに話題がシフト!”
−福岡ナノテクNOW2006 出展状況−
5月25日〜27日の3日間に渡り、北九州市小倉北区の西日本総合展示場において、“福岡ナノテクNOW2006”が開催され、フロンティアカーボン社も出展、盛況のうちに幕を閉じました。この展示会は福岡県が支援する“福岡ナノテク推進会議”が中心となって計画された展示会で、福岡県ならびに北部九州地区のナノテクノロジーの進展と事業化を目標とした同会議の中心的な活動です。また出展各企業ならびに大学・行政機関におけるナノテクノロジーの積極的な活動とレベルの高さを示す場ともなっています。
福岡ナノテク推進会議発足の翌年より始まった同展示会ですが、昨年までの2回は福岡市で期間も1日という開催でした。今回は場所を北九州市に移し期間も3日間に延長、またこれまでは単独開催でしたが、第46回西日本総合機械展・第32回ふくおか産業技術振興展という歴史のある展示会との同時開催となりました。その為ナノテク関係者ばかりでなく、機械・機械加工といった、これまでナノテクと割と無縁だった方々も多く訪問頂き、フラーレンの認知度を一層向上させることができたのではないかと思います。
今回弊社は、従来通りのフラーレン製品実物、弊社が大量生産・供給開始を契機に実現したスポーツ用品を中心としたフラーレン応用製品、パネル等を中心に展示しました。加えて西日本総合機械展との併設を意識し、潤滑関係者等へのアピールとしてのオイル分散体・水分散体の実液を展示する等、“使い勝手”を前面に出したフラーレン2次加工製品や試作品を初めて展示しました。本年4月発売開始されましたキャスコ様のフラーレン入りゴルフボールも並べ、訪問者の注目を浴びていました。
訪問者の反響ですが、“フラーレン入りドライバーで、フラーレン入りゴルフボールを打つと、さぞ飛距離が伸びるのでしょうね!”、“このラケット持っている!”といった声から、“北九州とナノテクノロジーの関係に感動した”という印象を多くの方々に持って頂くことができました。一方企業研究者の方々の中には、学生時代にフラーレン取扱いの経験があり、1g数万円といった貴重品イメージをお持ちでした。ところが今回弊社展示をご覧頂き低価格と製造量、実用化のスピード、具体的な応用製品登場には、考えもしなかったという驚きの声を聞きました。物質としてのご興味は未だ持ち続けられておられるようですので、今後弊社の良いお客様になって頂けることを期待しております。
また今回初めて、オイル分散体・水分散体等の使い易さを意識した実物を紹介しましたが、これまで粉で御購入頂き分散等で苦労されたお客様からは、一様に良い評価と強い興味を示して頂け、粉残りのない良い分散状態をご覧になり、これであれば即検討系に放り込めるのではと仰って頂きました。やはり使い勝手を上げるという着眼点、分散体のポジションは重要であると感じ、今後も開発・PRに努めていかなければならないだろうと感じました。今後もより多くのお客様に積極的に分散体実物を見て頂くことで、是非検討アイテムに加えて頂きたいものです。
今回西日本総合機械展他と併設により、新たなブース訪問者も増え、ナノテクノロジーの枠を出た部分での説明や議論もできました。3日間というこれまでにない長丁場でしたが、今後のビジネスに繋がる可能性も何件かあり実のある展示会でした。
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